パパと踊ろう

2020年10月03日

おはようございます。

松尾です。

休日いかがお過ごしでしょうか・・・。

東京は秋晴れで気持ちの良い日が続いています。


先日大変に興味深いものを頂戴いたしました!

ジャン!



どうですかこれ!

私の左手です。

そうですちょっと生命線が辛うじて繋がっている上に3本に枝分かれしており、更になんかこの時自分で握っていた手の圧でか赤い線がミミズのようにうねっていたんです。

う〜んなかなかの手相(全く分かりません)。

鳥の足のようなピースマークのような生命線、繋がるかどうかは赤い線次第です。

赤い線がなんかなめこのキャラに見えてきました。

すみません

違います。

頂いたのは新しい左手でも生命線でもありません。

正しくはこちらです。

ジャン!!



私のちょっとした夢であったコレです。

コレはなんていう名前なんでしょうかね、

いや〜よいです。

お迎え送りが終わって住宅街を歩いている時に出会いました。

19:00近く、暗闇の中でも見落とすことのないあの張り紙、雨で濡れてしまってふにゃ、晴れて乾いてハリ、そんな日を過ごして、あのなんとも言えないふにゃふにゃな形状でハリハリとした質感の紙を目にしたんです。

そして「何か頂戴できる」と直感的に悟ってしまったんです・・・。

「何が入っているのかな〜」と期待しつつも「アレならいらないな〜」と自分勝手に吟味しています。

そしたらなんと入れ物だと思ったら箱的なものはコレで、コレの中には何も入っておらず、ふむふむコレそのものを譲ってくださるとあの質感の張り紙に書いてあります。

びっくりと同時に「頂戴するのは私だ!」と強く感じたわけです。

取手のところを手に持つと「軽!」、「なんとしても引いて持って帰る」、こういう時の気持ちの入り方は違います。

一軒家の軒先に置かれていたコレ、中から家族の楽しそうな雰囲気が聞こえてきました。

大きなものですし、お声がけするべきか迷いましたが、もう遅い時間に松尾のような顔がインターホン越しに映るだけで気が引けます。

楽しそうな家族の会話に

「え?誰?」

「ん?知らない人?」

「ママー!!」

「キャー!」

「パパー!!」

息を飲むあちら

「はい・・・」

いやどう考えてもご迷惑・・・、というかなんか傷つくかも・・・。

なんかちょっと不安

張り紙に書いてある文を再度読み返して、「頂戴していいんだよな・・・」

結局インターホンは鳴らさず、お言葉に甘えて静かに持ち帰ることにしました。

静かに持ち帰ってすみません。恥ずかしさもあり、そうさせてもらいました。


暗い住宅街を右手に自転車と左手にコレ、ウキウキしながら持ってきました。

果たしてコレはどうやって自転車に搭載するんでしょうか?更に誰や何を乗せるんでしょうか?

いやいや細かいことはどうだっていいんです。

「頂戴するのは私だ!」そう強く感じた事が嬉しくって持ってきたんです。

子供はいろんなものを持って帰ってきたりもしますが、きっと何処かでそんな風に強く感じているだけなのかもしれません、枝やら石やら小動物との出会いみたいにコレとの出会い、「元の場所に戻してきなさい!」とは誰からも言われませんが、置く場所は気になります。

今のところ自転車につけられなくても、公園なんかで遊んだり、なんかしてみようかなと思います。

ちょっとずつ洗って綺麗にしています。

タイヤも空気を入れ直さないと、少し洗ってみたらコーティングも剥がれてきました。なんか防水加工なども塗り直したほうがいいのか、旗でも付けようか、ワッペンでも付けようかetc

そういう時も楽しいです。


これからいろんな関わりを作れるようにしていきたいと思います。

置き場所だけ、それだけはちょっと、でもあまり考えないように、欲しい物と何処に置くのかという、人間の最大の悩みとされる置き場所問題について・・・あまりにも向き合ってしまうと、まわりまわって世の中にとってもいい判断ができないと聞いた事があります(usodesu )。

置き場所についての議論はしばらく目を瞑ります。

大丈夫です。

松尾