もっと広がっていけるように

どうもどうも

相変わらずお久ブリーフな登場のまつおです。

最近はうだつの上がらない精神も糧になんとか過ごさせてもらってます。

知的に障害があるとされていたり、自閉症やダウン症などのアイデンティティーを持っている子達（方達）と関わらせてもらっていて、親御さんが感じている不安やお子さんの相談なども聞かせてもらう機会があります。

自分はこの子達（方達）に会う事ができて助けてもらったと思っているので、もらっているものの方が多いかもです。

あんまいうと偽善者みたいですね～、ま～でもそういう部分も持ち合わせちゃってるとは思います。

綺麗すぎるのも疑わしいかもしれませんね

それでも僕自身はみんなに、どんな世の中だとしても羽ばたいてもらいたいと思っています。

更にいうとこの子達と関わった人も羽ばたける、むしろそういう影響力を沢山持っているのが、障害があるとされている人達なんじゃないかと思うんです。

沢山の人と関わることで色んな人の気持ちに乗っかっていって欲しいと思います。

その子達自身がどうなるのか、そういう不安はあります。

でももう少し離れてみた時に、みんなで気がつかなきゃいけない事がある気がします。

一緒に外出の機会を頂くと世知辛い世の中だと思い知らされることが多く、声が出てしまったり、その場所にそぐわない（理解してもらえない）行動があったりすると、電車やバスや道ですれ違う時などに、溜息や嫌悪感を表す身振りや表情、それ以上のご指摘を受ける時もあります。

そういう時は速攻で怒りもこみ上げますが（こらこら）、御家族の方や本人が社会からどう見られているのか胸にグッと来るものがあります。

そんな時は世間は世間知らずだな～と思います。

雰囲気ではその子が少数であったり稀なアイデンティティーを持ち合わせている事に気が付けません、気が付けていないという事にも気が付いていない人もいると思います。

だからその場所で出会いがあると、びっくりして突然に感じている方もいると思います。そうならそうと言って欲しいと思ってる・・・？

だから少数であることを提示する必要があったり、理解がある人を常時側に置くように配慮したり、沢山不安があります。

それは誰が悪いのか責任の所在を決めるためにやっているのではなく、致し方ない場合もあるかもしれませんし、もっと知ってもらうためにやっているのかもしれません、理由は様々です。

外に出て胸にグッとくるような時に思うのは、知らない事に対しての謙虚さを知らないという事です。

多くの人の価値観があたかも一緒であって、そうであることが当然のような仕組みやルールは沢山あるような気がするし、そういう感覚が当たり前になっている方もいると思います。そういうものに触れると、少数で稀なアイデンティティーでいる事が悪いように感じてしまう時もあります。

僕が卑屈なんでしょうか？ま～そういう部分も少しあるかもしれませんけど・・・少数である場合にそういう方へ行ってしまう危険はあるように思います。

でも世の中は世間知らずではなく沢山の事を知っているんでしょうか？

世間知らずな僕は、より多くのアイデンティティーに触れたいと思っています。

そうすることでしか自分自身さえも知りえないかもしれないし、この難しい社会を生きていけないだろうと危機感のようなものさえ感じます。

一緒にいる機会を知らない人でも、生活の中でもっと気が付けると思います。

勿論それで全てが分かるわけではないですけど、ただ公共の場で過ごすというか触れ合う機会の中での嫌悪感は少なくなると思うし、そっから、「あ～なんか声出ちゃうんだな～」とか、「電車の中苦しくないかな～」とか、「どんな感じだろう？」と想像して興味に変わることもあるかもしれません

偉そうに語っちゃいました～

ただこういう色んな関りから、例えばベビーカーを押す親御さんが電車にどういう気持ちで乗るのかとか、立っているのが辛そうな人だとか、妊婦さんマークを付けている人だとか、色々気になります。

だからあんまり電車とかのると辛いから嫌なんですけど（嫌なんかい！）いや乗るんですけど・・・雰囲気が苦手で、なんかなんも言えなくなっちゃいますね・・・難しいですよね。

知り合いのお父さんが優先席に座っていた若者に嫌悪感を持って見ていて、その方が立ち上がった時に義足の方だったと分かったそうです。

東京の電車内、狭い優先席の周りでそういうやり取り（実際に会話がなくとも）があって、省みる機会になったというのが、とても思いやりのある話だと思いました。

僕らはみんな世間知らずすよね？

だからこそ注意が必要で、謙虚にいようと心がけるべきでもあると思うんです。その中で感じている人達だけのそういうやり取りがもっと広まるように

まだまだこれからですよね！

だからすごく前向きにもさせてくれます！！

その子が何が出来るかも見守って、ただその子の世の中への影響ももっと沢山広がっていけるように、そういう機会を沢山の人が経験出来たらって思います。

胸にグッときて傷つくこともありますけど、こんな風にも思えるんです。

障害という話だけではないと思います。

色んな人が色んな生活をしている、その中で気持ちのやり取りが増えて行くといいな～って思います。

まつお